登山講習会(ハイキングレスキュー) 2019.10.27
みんなで訓練
<メンバー>
鈴鹿ハイキング倶楽部 25名
<形態・山域>
訓練、鈴鹿
<コース>
朝明P(8:20)~中峠・通報訓練、セルフレスキュー訓練(9:45~10:30)~金山
~ハト峰・搬送訓練、ツエルト設営(11:15~13:15)~朝明P(14:20)
テント泊からの下山後はそのまま登山講習会。今日から参加のメンバーも含めて25人が集まった。
内容はハイキング(通常登山)におけるセルフレスキュー。仲間が負傷した場合を想定して、救助要請、応急処置、そして搬送訓練。なるべく実際を想定し、山の中で行う。
まずは3班に分かれ中峠まで歩く。谷沿いの急斜面は実際にはトラブルが起こりやすい地形だが、訓練としてはハードルが上がってしまうので峠まで上がってしまってから訓練開始。
曙滝
落石注意
ちょっと担いでみました(フライング)
まずは救助要請。シナリオに従って現在位置、状況、負傷者の状態を留守宅担当のメンバーに携帯電話で連絡。実際にやってみるとなかなか必要な情報を伝えられない。事前に何を伝えないといけないか整理しておくことが大切だと感じた。
続いて応急処置。足の捻挫(骨折)と出血を伴う外傷を想定し、患部の固定、止血の方法をそれぞれ試してみる。
患部がここだとすると
心臓側を縛る
固定
保温も大切
なんか捕まった人みたい
医学の専門知識を持ったメンバーもいれば、サムスプリントの説明書を読みながら考えているメンバーもいる。応急処置は専門的な知識が必要なので事前の練習とメンバー間での共有化が必要だなあと思った。
一段落したらハト峰まで移動し、昼食の後、搬送訓練。ザックを使った背負い搬送やザック担架を試してみる。体重の重いメンバーを搬送するのは大変・・。私を担いだたばっちは2歩で力尽きてしまった。
県境稜線を歩いて
ハト峰に到着
ザック搬送(女子は何とかなる)
ストックがあると楽やね
2歩が限界
ザック担架(人数がいるけど広い場所では有効)
ツエルトも張ってみた
何もなければ楽しい登山も一度トラブルが発生すると下山するのに困難な状況に陥ってしまう。そんな困難を少しでも減らそうと訓練に25人ものメンバーが集まった事が嬉しかった。
参加の皆さんありがとうございました。