晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

痛恨・・ 2019.08.25 愛知川

 8月最後の日曜日は初心者向けの沢登り体験会をと思い、愛知川本流遡行を計画。

 

 最初の予報よりも天気が良く、気持ちよく泳げるな~と思いながら林道をてくてく歩き、キャニオニング業者の利用する巻道をつかってS字峡の少し上流から入渓。

 

 前日に結構雨が降ったようで水は少し多めだが、問題になるレベルではなくツメカリ谷出合まで泳ぎを交えねがら楽しく遡行する。

 

 入渓から1時間ほど経過した頃、流木に右足をのせて登ろうとした際、滑って20cmほど足を踏み外した格好になった。ちょうどあると思った段差がなく、前の足がペタンと水中に落ちたような感じ。

 

 

 その時、なぜかふくらはぎに棒でたたかれたようなショックがあり、石や木にでもぶつけたかな?と思ったけど、どうもそんな感じではなさそう。

 

 歩きだそうとするとふくらはぎに激痛が走り、どうにも歩けない。少し早めの昼食休憩をし、1時間ほど様子を見たけど症状は改善しない。

 

 仕方が無いので遡行中止を判断。偶然近くに登山道(林道から愛知川に降りる道)が来ていたので、片足を引きずりながらなんとか林道に這い上がり、林道を1時間半歩いてなんとか車まで戻ることが出来た。

 

 症状としては、受傷直後からその日の夜までは痛みでふくらはぎを伸ばす事が出来ず、足首を動かす事が出来なかった。(なんとか車の運転が出来たのは不幸中の幸い)。

  

 痛みを感じた時は急激な負荷をかけた訳ではなく、踏み外しもいつもあるような動作で、無理をした覚えは全くない。行動開始2時間以上経過し、体が温まっていなかったという訳でもない。

 

 強いて原因を上げるとすれば、前週の山行の筋肉痛対策として、ちょっと無理なストレッチをして(気づかない内に)筋肉を傷めてしまっていたのかもしれない。あとやっぱり体重落として負荷を減らさないとなあ・・・

 

 受傷後2日たった今日は痛みもかなり減り、足首の稼働範囲も広がってきて(階段の登り降りはつらいが)日常生活には支障はなくなってきたが、MRIの結果ではやはり肉離れ(筋断裂)だった。

 

 今後、どれくらいで回復するかはまだわからないが、なるべく早く復帰できるよう、最善を尽くしたい。