晴山雨読記 Vol2

沢登り、雪山、時々山登りの備忘録

奥美濃 大日ヶ岳から芦倉山 雪山テント泊 ③ 2021.02.20-22

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白山をバックに
 

 <メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 6名 

suzuhaisecure.sakura.ne.jp

<山域・形態>

奥美濃・積雪期登山

 

<コース:3日目>

Ca1525m(7:00)~芦倉山(8:00)~芦倉山南尾根~林道(10:50)~白山中居神社(12:15) 

 

前日の記録

ikuyayuuki.hatenablog.com

 

 3日目も快晴。出発の準備をしていると朝陽が登ってきました。芦倉山の頂上までは1時間程のラッセルで到着しました。(思ったより早く着いたなあ)

 

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日の出

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芦倉山を目指す

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雪面を登ると

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頂上に到着

 

 頂上からは野伏ヶ岳、薙刀山、よもたろう山などの石徹白の山々、そして銚子ヶ峰から白山が白く輝いている。うーん、来てよかったなあ。思い思いに写真を撮ったら最後に集合写真。

 

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左から小白山、野伏ヶ岳、薙刀

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白山もバーン

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写真撮影大会

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白山をバックに

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薙刀山をバックに

 

 下山は芦倉山の南尾根。上の方は急ですが、雪が柔らかったのでキックステップで下りて行けます。途中からはシリセードも交えてどんどん標高を下げます。

 

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南尾根を下って行く

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シリセードも交えて

 

 傾斜が緩くなってくると再びラッセル・・沈み込みに辟易しながら歩いていると気温も上がってきて、汗だくだく。

 

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野伏ヶ岳が近づいてきた

 

 頂上から3時間程で林道まで降りてきました。途中にはテン場の跡がありましたが、トレースは上へは伸びていませんでした。きっとラッセルがきつくて敗退したのでしょう。林道もたっぷりの雪でなかなかワカンが脱げません。

 

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林道に降り立つ

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2m位積もってる?

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暑い

 

 昼過ぎには白山中居神社に到着。靴を履き替え、デポしてあった車でスキー場に置いてあった車を回収、満天の湯で3日間の汗を流してすっきりしました。

 

 槍ヶ岳からの転進プランで行った石徹白の山。スタートの遅れやラッセルで思ったような行程で歩けませんでしたが、いろいろな体験が出来ていい経験になりました。来年は槍ヶ岳にチャレンジできるかな。参加の皆さんありがとうございました。

奥美濃 大日ヶ岳から芦倉山 雪山テント泊 ② 2021.02.20-22

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雪原を進む
 

 <メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 6名 

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<山域・形態>

奥美濃・積雪期登山

 

<コース:2日目>

Ca1635m(7:00)~大日ヶ岳(7:30)~天狗山(8:30)~P1596(10:00)~P1408(10:55)~Ca1525m(13:30)泊

 

1日目の記録

ikuyayuuki.hatenablog.com

 

 朝起きると辺りはガスガスで風も強い。昨夜の悪天が少し残っているようです。モチベーションは最悪で、一瞬このままスキー場に戻ろうかとも思いましたがメンバーは行く気満々。考えてみれば食料は2日分あるし天気も回復傾向、撤退の理由はありません。テントを撤収し、ワカンを着け、ガスの中を登って行きます。

 

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朝のテント、みぞれでグショグショ

 

 手近な樹林を目標に尾根を登って大日岳に到着。山頂付近は視界10mのホワイトアウト寸前でGPSが無ければ方角を見失いそうです。

 

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ガスガスの中出発

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大日岳山頂
 

 天狗山に続くトレースとGPSを頼りに尾根を進んで行くとガスは徐々に薄くなり、青空が顔を見せ始めました。

 

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天狗山に向かう

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明るくなってきた

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視界がクリアになってきた

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青空~

 

 昨日のトレースは天狗山で終わり、そこからは足跡の無い尾根が広がっています。自分達以外誰一人いない雪原に足跡をつけて行くのは最高に気持ちいい!P1596までは緩やかなアップダウンが続きます。

 

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雪原に足跡を刻んでいく

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ラッセラッセ

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振り返ると自分達のトレースが

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青がどんどん濃くなる

 

 しかし雪は重く中々ペースが上がりません。5分で先頭を交代しバテ無いように進みますが、スピードを測ってみると1時間進んだ距離は1km程でした。

 

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気持ちいいけどしんどい

 

 P1596から標高200m下りP1408で小休止、目の前に見えている芦倉山まではまだまだ時間がかかりそう。このペースでは神鳩宮の避難小屋にたどり着けそうにありません。

 

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芦倉山遠いなあ・・

 

 しかもこの軟雪では明日の林道歩きも難渋しそう。そう考えると心は一気に軟弱な方向へ傾きます。昨日は寝不足だったしと言い訳もしながら、今日は芦倉山手前の平坦地で泊まる事にします。

 

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ここから登り返し

 

 標高1500m付近の台地には13:30に到着。まだ時間は早いですが、今日はまったりする事に決定。スノーブロックをしっかり摘んで防風対策ばっちりのテントサイトを構築。テントはちゃんと二つ張りました。

 

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しっかり雪壁を作って

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ちゃんとテントを二つはります

 

 テントが立ったら水を作りながら楽しい宴会。〆はぺミカン味噌ラーメン、ラッセルで消耗した体にバター風味の味噌スープがしみわたります。(昼過ぎで行動終えたけど。。)

 

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夜はぺミカン味噌ラーメン

 

 昨夜は少し悲壮感も漂っただけに今日はのんびり楽しい夜になりました。タープが吹き飛んだシーンを思い出し、槍ヶ岳にチャレンジしてたら大変な事になってたね、とみんなで大笑い。いい経験を積むことが出来ました。

 

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今日は快適だ

 

3日目へつづく

ikuyayuuki.hatenablog.com

奥美濃 大日ヶ岳から芦倉山 雪山テント泊 ① 2021.02.20-22

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ラッセラッセ
 

 <メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 6名 

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<山域・形態>

奥美濃・積雪期登山

 

<コース:1日目>

ウイングヒル白鳥スキー場(11:00)~水後山(13:00)~P1666(14:15)~Ca1635m(15:30)泊

 

 2月の下旬、新しい天皇誕生日に有給を絡めて4連休とし、冬の槍ヶ岳に挑戦しようと計画していました。今シーズンは2月と言えど冬型の緩む暖かい日があるので、天候によっては我々にもチャンスがあるかも・・と思っていましたが、そうは上手くいかないようで、生憎の爆風予報。

 敗退覚悟で行って見る手もありましたが、2500mを越える稜線でテントを張る必要のあるコースではリスクが高すぎると判断し、標高が低くて雪山が楽しめる縦走コース・・奥美濃の石徹白に転進です。

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北アルプス 五竜岳 雪山テント泊 ② 2021.02.13-14

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五竜岳をバックに

 

 <メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 5名 

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<山域・形態>

北アルプス・積雪期登山

 

<コース:2日目>
西遠見(5:55)~五竜山荘(7:05)~五竜岳(8:50~9:20)~五竜山荘(10:40)~西遠見(11:20~12:15)~大遠見(12:40)~地蔵の頭(14:30)~白馬五竜スキー場テレキャビン駅(14:45) 

 

 翌朝、帰りのテレキャビンの時間も気になるので暗いうちに出発。ヘッデンの明かりを頼りに白岳への急斜面を登ります。のっぺりとした斜面は雪が緩んでいたらいやらしいなあ~って感じ。朝で雪が締まっているのと先行者のトレースがあるのでスムーズに高度を上げていきます。

 

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ヘッデンで出発

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神秘的な光景

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見た目より急だねえ


 やがて朝日が昇ってきて辺りが一気に明るくなってきました。五竜山荘が横に見え始めた所で先行者のトレースに従ってトラバース、間隔をあけて素早く通過します。

 

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太陽が登ってきた

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登り詰めれば白岳

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ダイレクトに小屋に向かう

 山荘横には八方尾根から縦走してきたという方のテントがありました。昨日は風が強くて驚いたとの事。稜線上は雪も少なく壁を作るのも難しそう。我々は下で張っていてよかったなあ。

 

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小屋に到着

 

 いよいよ頂上へのアタック。稜線上の雪は少なくうっすらと夏道が見える程度、まずはトラバースをしつつ少しづつ高度を上げて行きます。幸いアイスバーンになっておらず、困難さはありません。 

 

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頂上を目指します

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凍ってたら嫌なトラバース

 

 岩雪ミックスの箇所を越え、急斜面の雪壁の取り付きます。ここも雪質は良く、適度にサクサクステップが切れるので困難さはありません。持って来たロープはお荷物になりそうです。逆に凍ってたら難しいだろうなあ。

 

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岩雪ミックス

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傾斜が立って来た

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こんな斜面を登って

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もうすぐ頂上

 

 雪壁を登り稜線に出たら頂上は目の前。頂上では白く輝く剱岳がバーン!!。鹿島槍へ続く稜線もカッコいい。風も穏やかで気温も高めなので思う存分景色を楽しみます。

 

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八峰キレットの向こうは鹿島槍

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剱岳アップで

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感激~

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集合写真

 

 頂上で30分ほどゆっくりしたら下山にかかります。急斜面の雪壁は下りの方が気を使います。慎重に一歩一歩ステップを刻んで行きます。

 

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さあ、戻りましょうか

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下りも慎重に

 

 後はトラバースルートを小屋まで戻り、登ってきたトレースを辿ってテン場まで。白岳直下の斜面は雪が緩んでズボズボでした。

 

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もうすぐ小屋

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小屋からの下り

 

 テントを撤収し、軽く昼食を摂ったら遠見尾根を下って行きます。日帰りで西遠見まで来られた方に写真を撮ってもらいました。

 

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五竜をバックに記念撮影

 

 アップダウンがあるので登り返しにはうんざり・・・。でも、鹿島槍五竜岳の絶景に元気をもらいます。小遠見はトラバースでパス。

 

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鹿島槍にうっとり

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小遠見が見えた

 

 途中、イグルー団地を見変えました。イグルーを作って泊まるのも楽しそう。テントが無い分、軽量化できそうです。

 

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イグルー団地

 

 小遠見を過ぎると下界がどんどん近づいて来るので寂しい感じ。もう少し遊んでいたかったなあ。帰路は地蔵の頭に寄ってからアルプス平まで下りました。

 

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スキー場が見えた

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帰りは地蔵の頭に寄りました

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もう少し山の中に居たかったなあ・

 

 2月の五竜岳ラッセルや山頂直下のアイスバーンにビビっていましたが、春のような陽気と快晴無風のコンディションで春山のような雰囲気で登れてしまいました。

 

 やっぱり雪山は条件によって難易度が全く変わってきます。いい時にいい山に行く事が出来ました。参加の皆さんありがとうございました。

北アルプス 五竜岳 雪山テント泊 ① 2021.02.13-14

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明日にしようか
 

 <メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 5名 

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<山域・形態>

北アルプス・積雪期登山

 

<コース:1日目>

白馬五竜スキー場テレキャビン駅(9:00)~小遠見(10:50)~大遠見(12:40)~西遠見(13:30) 泊

 

 

 週末の北アルプスの天気予報を見ると快晴無風。こんなチャンスはめったに無いと2週連続になりますが、テント泊遠征を企てます。行先は後立山五竜岳

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山行記復旧 7件(2008年9月の記録)

ブログの仕様変更で写真が上手く表示されなくなった山行記を復旧しています。

単なる自己満足の世界ですが、コツコツとやっていきます。

全部復旧するのに何年かかるだろう・・・

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中央アルプス サギダル尾根から宝剣岳 リベンジ 2021.02.11

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もう少し、頑張れ
  

 <メンバー>

鈴鹿ハイキング倶楽部 4名 

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<山域・形態>

中ア・積雪期登山

 

<コース>
千畳敷駅(9:25)~サギダル尾根~登攀開始ポイント(10:35)~サギダルの頭(12:20)~宝剣岳(13:25)~浄土乗越(14:10)~千畳敷駅(14:40)

 

 昨年12月にトラブルから何とか帰還したサギダル尾根。このままでは積雪期登攀がトラウマになってしまうと思い、条件のいいタイミングにリベンジを狙います。

 

2020年12月の記録

ikuyayuuki.hatenablog.com

 

 

 

 菅の台のバス亭は思ったよりも車が少なく、始発のバスに乗れました。そしてそのまま始発のロープウェイで千畳敷まで。ここまでは順調です。

 

 アイゼンを履き、ハーネスをつけて駅の外に出ると青空が広がっています。が、稜線には雪煙が舞い、風が強い事が伺われます。宝剣岳山頂の風速は20m/sを越える予報で、登攀に少しビビっている内に、同じくサギダル尾根を目指す5人パーティーと2人パーティーに先を越されてしまいました。やっぱりここまで来て登らない手はないと思いトレースに従って尾根に取り付きます。

 

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雪煙が舞うサギダル尾根

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尾根に取り付きます

 

 雪は12月よりも締まっていて歩きやすく、風も思ったより強くありません。何より日差しの暖かかったです。ほとんど苦労をせずに登攀開始ポイントに到着しました。

 

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サクサクと高度を上げます

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極楽平と同じ高さに

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登攀開始ポイントに到着

 

 我々が着いた時には先頭の5人パーティーがロープを出して登る準備をしている所でした。前にいる7人が登りコースがクリアになるのに1時間半ほど待ちましたが、天気が良いお陰で寒さを感じる事無く待っていられました。やっぱり気象条件の差は大きいですね。先行Pの最後の人が少し登った所で、いさおさんリードで登攀開始です。

 

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いさおさんリード

 

 前回はあれほど遠く感じた1P目終了点直下の核心部も、あれって思う位近くに感じます。先行Pのおかげでホールド、スタンスの凡その位置も分かり、登攀もすこぶる順調です。あっという間に終了点に辿り着き、ワイヤーで支点を取ります。

 

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ワイヤーで支点を取ります

 

 セカンドのおりえちゃんはアセンダーで、ふみふみさんは末端確保で登ります。ラストの私はふみふみさんが引いていったロープの末端確保で登りました。(いさおさん、ビレイありがとうございました)

 

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乗越に苦労するふみふみさん

 

 1P目以降は前回同様フリーで。角度は立っていますが雪が適度にしまっているのでアイゼンピッケルを効かせて快適に登ります。前回の苦労は何だったんだと思う位スムーズにサギダルの頭に到着。

 

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急斜面だが快適

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ロープを回収するいさおさん

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稜線に到着

 

 稜線の風も思ったよりも弱く、普通に歩く事が出来たので計画通り宝剣岳を目指します。先行Pも全員宝剣岳に向かっているようです。

 

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目指せ宝剣岳

 

 稜線の雪は少なく、鎖も露出しているので慎重に歩けば問題になるところはありませんでした。途中、昼食休憩を取りながら楽しくスリリングな稜線歩きを楽しみました。

 

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ナイフリッジは慎重に

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稜線をバックに

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定番の場所で記念撮影その1

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定番の場所で記念撮影その2

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空木岳もクッキリ

 

 宝剣岳山頂にはもう着いたの?って感じで到着。いさおさん、おりえちゃんはてっぺんの岩に登ってポーズをとっています。雪が積もっているおかげで登るのも簡単。

 

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やったー

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決まってる?

 

 記念撮影をしたら浄土乗越方面に下山します。こっち方面も夏道が出ており、鎖が使えたのでスムーズに下りる事が出来ました。

 

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記念撮影

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鎖が出ているので安心

 

 後は千丈敷カールを一気に下るだけ。絶景を眺めながら30分程でロープウェイの駅に到着しました。

 

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後は下るだけ

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あそこ歩いていたんだなあ

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ロープウェイ駅に到着

 

 今回、スムーズに登る事が出来、改めて冬山は天候を含めたコンディションの影響を強く受ける事を実感しました。多少の悪条件でも行動出来る技術を身に着けると供に、天候判断は「登りたい」という欲求に負ける事無く、慎重に行っていきたいと思います。

 

 参加の皆さん、ありがとうございました。